コエンザイムQ10を過剰に摂取することは、身体に有害であるなどの報道がされることがあるのだそうです。
コエンザイムQ10を過剰に摂取すれば有害になる可能性もあると指摘している大学教授もいらっしゃるようですがコエンザイムQ10を長期に渡り摂取することで動脈硬化が進んでしまうのではないか?ということらしいのです。
健康である男女114人を対象に実証実験をされたそうで動脈硬化が進んでいる人ほど血中にあるコエンザイムQ10の濃度が高いという結果が出たそうです。
因果関係についての立証はされていないようですがこの実験結果について「飛躍的過ぎる」などの意見も多いようなのです。
動脈硬化に関して、その要因としては「高脂血症」が挙げられるのですがコエンザイムQ10そのものが脂陽性の物質であることから高脂血症になることでそのレベルが上がってしまうのは当たり前のことでコエンザイムQ10の過剰な摂取が動脈硬化の原因であるとは言えないというのです。
コエンザイムQ10には、抗酸化作用があるとされているため動脈硬化の原因に繋がるどころか動脈硬化を抑制する働きの方が期待できるのではないかという反論も多くあるようです。
コエンザイムQ10といえば、一般的に考えると化粧品などにも配合されていますし健康や美容に良いとしてサプリメントを愛用されてる方も多いですし安全なものであるイメージですよね。
コエンザイムQ10は副作用が少ないと言えるのですが副作用を引き起こす可能性は全くない、とは言い切れないのです。
どのような食品でも同じことですが体質に合わない場合もありますし、体調が悪かったことで症状を悪化させる場合もあります。
適切に利用していることで安全なのではないでしょうか。
コエンザイムQ10は年齢を重ねるごとに減少し食品だけで摂取することは難しいためコエンザイムQ10のサプリメントなどに頼る方が多いので劇薬となってしまわないように用量をしっかり守って服用する必要があると思います。